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大人のための本当に役立つ 小学生漢字
大人のための本当に役立つ 小学生漢字
 

私たちは、高校を卒業したころから、頭で考え手を動かして文章を書くことが、めっきり少なくなりました。学生時代や社会人になってから、レポートや報告書を書くことは少なくないのですが、どうも定型化した表現や構成、ワープロの学習機能によりどんどんフレーズが現れ、そのうちから深く考えることなく選ぶ、そんなことが多いと思います。
SNSでもそう。この場合の相手は気を遣う必要はないので、言いたいことが通じたらそれでいい、通じなくてもなんとなくわかってくれればいい。こんな感じで成り立っているのですね。論理的展開などあまり考えていない、というのが実情でしょう。

このままでは心配です。
はっきり言って、私たちは漢字に見放されかけているのではないでしょうか。

漢字は千変万化。文脈や文体によって、熟語になって、文書の種類・読者対象などによって、とことん変わります。

思いを伝え、用件を伝え、主張や検討結果を伝え、世に問う文章を書く。漢字をどう使いこなすのか。中学校入試はこの命題を掲げているのではないでしょうか。


【こんな方にオススメです】
・素敵な文章を書きたい人。
・相手、特に好きな異性の心をとらえる手紙を書いてみたい人。
・このごろ、本を読まなくなったなと感じている人。
・論理的な文章を書いて差をつけたいと思っている人。
・なによりも、小学生に負けたくないという人。

【本書の内容】


  • 第1章 プロローグ 大の大人が小学生漢字なんて
  • 第2章 書けないと恥をかく小学生漢字
  • 第3章 読めないと恥をかく小学生漢字
  • 第4章 意外に読めない小学生漢字
  • 第5章 表現力がアップする四字熟語
  • 第6章 表現力がアップする慣用表現
  • 第7章 同音異義語、同義語・類義語、反義語・対義語
  • 第8章 熟語を完成
  • 第9章 頭がよくなる漢字
  • 第10章 難関中学で出る漢字
  • 第11章 あの灘中の漢字に挑戦
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「編集者のつぶやき」

編集担当 瀬木憲一

たまにですが、ペンをとってしばらく会っていない人に手紙を書いています。DMはもちろん、受け取る手紙の類はほとんどがワープロ印字。手書きの手紙が来ると、5回は繰り返し読みます。人柄が行間からにじみ出てくるようです。だから、私も手書きで書いてみようと。しかもかっこよく。
便箋・封筒以外の必需品は文字修正液です。修正することがままあるので、修正した跡がわからないように便箋は純白でないといけない。漢字とひらがなをバランスよく配置したいと思うのですが、自分が書いた漢字が何となく違うように思えて、辞書を引くとやっぱり違う。
漢字にはそれぞれ意味があるので、これを使うことにより、会話では伝えきれない本当の自分が相手にわかってもらえるように思うのです。なにか自分の決意のようなものが伝わりそうなのです。 
出口先生は、長い間、見知らぬ人に自分の思いや主張を伝えるために、何が大切なのか考え続けてきた方です。漢字は表現における重要なツールです。
ひととき、小学生が取り組んでいる漢字問題を解いて一喜一憂しながら、簡単な漢字こそ、「役者じゃのう」と感じ入ってください。