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大人のための意外と知らない小学生四字熟語
大人のための意外と知らない小学生四字熟語
 

私たちは、十分に考えて文章を書くことが、めっきり少なくなりました。学生時代や社会人になってから、レポートや報告書を書くことは少なくないのですが、どうも定型化した表現や構成、ワープロの学習機能によりどんどんフレーズが現れ、深く考えることなく文を選ぶ、そんなことが多くなっていると思います。ちょっと言いたいことと違うと思っても、「まっ、いいか」とスルーしてしまう。

直筆で手紙を書く機会はほとんどなく、年賀状だって両面とも印刷。ラインやフェイスブックは、文ではなく会話収録帳。たまには、ちょっと工夫して説得力のある文章を書いてみたいとは思うのだけれど。

そこで、四字熟語。単漢字が熟語になって意味するところが明確になり、それが組み合わさって四字熟語になって、情景や思いを端的に伝える案内人となる。
私たちも、この「名優」を使い分けて、見知らぬ人にまで自分の世界を表現する「監督」になってみませんか。


【こんな方におススメです】

  • ・当意即妙、素敵な文章を書きたい人。
  • ・相手、特に好きな異性の心を一網打尽にする手紙を書いてみたい人。
  • ・一目瞭然、誤解が生まれないわかりやすい文章を書いて差をつけたいと思っている人。
  • ・なによりも、小学生に負けたくないという人。

【本書の内容】


  • 第1章 書けないと恥をかく小学生四字熟語
  • 第2章 読めないと恥をかく小学生四字熟語
  • 第3章 まちがい探しの小学生四字熟語
  • 第4章 空所に何が入るか小学生四字熟語
  • 第5章 意味がわからないと悔しい小学生四字熟語
  • 第6章 頭を使う小学生四字熟語
  • 第7章 いろいろな応用問題小学生四字熟語
  • 第8章 挑戦!「出口の問題」小学生四字熟語
  • 巻末 小学生四字熟語意味編
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「編集者のつぶやき」

編集担当 瀬木憲一

四字熟語って、じつはいたるところに転がっているのですね。あらためて思い起こしてみると。食堂などに入ると「千客万来」「満員御礼」の貼り紙、食堂の壁に貼ってあるプロ野球選手の色紙には「一球入魂」、大相撲で大関や横綱に昇進した時の「決意表明」にも、社内や組織の中でも「大義名分がたつか」「人事は適材適所」「ここは薄利多売で」「その企画は時期尚早」とか、ドラマや新刊書の帯にも「栄枯盛衰を描く」「危機一髪で窮地を脱す」「空前絶後の醜聞」などなど。 簡潔で締まった表現。四字熟語がいい仕事をしています。
ところが、自分で使うことはあまりない。学校でずいぶん習ったのですが、そしてけっこう覚えているのですが。例えば「捲土重来」「呉越同舟」「臥薪嘗胆」「夏炉冬扇」とか。使えないものを多く覚えているような、そんな気もします。
常に他人に何かを伝えることによって、私たちはこの社会に生きています。これは宿命です。ですから、伝え方がうまくなかったら損をすることが少なくないでしょう。活躍の場が狭められるかもしれません。四字熟語をうまく使えば、ぜい肉をそぎ落とした凛とした文章が書けそうな気がします。得をしそうです。 日記をつけている人なら、一語入れる。例えば、「連日残業、青息吐息」、「長男第一志望合格、欣喜雀躍」、「今度の部長、海千山千」、「富士のご来光、一刻千金」、「新企画、暗中模索」、「A氏への疑惑は雲散霧消」とか。いい感じでしょう。
ひととき、小学生が取り組んでいる四字熟語の問題を解いて、一喜一憂しながら、「四字熟語は役者じゃのう」と感じ入ってください。