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水王舎
800円(+消費税)





水王舎
600円(+消費税)
 

受験現代文のカリスマが満を持して放つ、漢字学習本の決定版。
全ての漢字に意味と例文をつけることで、「暗記する漢字」から「実践する漢字」へ。
単なる漢字リストではない、『出口式漢字の決定版』です。


 出口汪が四半世紀を費やして追い求め完成させた「論理」。しかし、その「論理」も最低限の「知識」がなければ成立しません。その意味で、出口は「論理」と「知識(記憶)」の両輪が人生を豊穣にする最大の力だと訴えています。
 その両輪のうち、漢字という「知識」分野における決定版ともいえる問題集が、この「金の漢字」「銀の漢字」です。
受験生の悩みが「語彙力」の不足だという出口の視点。
 語彙力の不足が、評論読解問題や記述問題、小論文にも 影響を及ぼすという指摘は、まさに20年以上の受験指導により積み重ねられた出口汪ならではの視点でしょう。
 何より、漢字本を2冊同時刊行した理由が独創的です。
「銀の漢字」
→標準的な受験生であれば、5問配点の漢字で3〜4問は知っている漢字です。では、あと1、2問を取るためにどこまで覚えれば良いのか。時間を費やすのか。 「銀」は、そうした受験生のために最低限覚え
る単語とその意味を掲載。
「金の漢字」
→過去10年の入試漢字を97%カバーする最強編。完璧な漢字力の養成と、語彙力の訓練により評論問題や小論文も含めた様々な問題をクリアするために作成。
 我々は日本人である以上、一生漢字を使い続けます。「論理」と同様に、「漢字(記憶)」は受験のみならず、大学の論文、社会人になってからも絶対に必要な武器なのです。
 この2冊で、「論理」を使うために必要な「知識」をマスターしましょう。

 



Amazonレビューより

宣言通り、この本は掲載されている全部の問題に意味がついていました。
センターなど、マーク形式の問題が多いので、書けるよりも使える漢字が大事です。
この本の例文を何度も読めば、漢字の知識だけでなくボキャブラリーもかなり養えるのではないかと思います。

書名も変わっていますが表紙もちょっと「学習参考書」らしくない。
感心したのは大きな活字にこだわっていることと、巻末の「索引」がチェックテストになっていること。

出口先生の本らしく、漢字をただ単に覚えるのではなく語彙力強化も同時にしましょうというコンセプトなので、いままでなんとなくの意味しかしらなかった単語の意味も知ることができて、現代文の対策にもなりそうです。

受験科目に小論文があるので、漢字で減点されないためにも、最低限必要な漢字をマスターしようと思い、この本を買いました。

書店で中身をみてみると、必須編の銀の漢字も、そんなに簡単な内容というわけではなく、実際に入試にでているような内容だったので薄い方がいいな、と思いこちらにしました。
漢字にあまり時間をかけたくないので、あれこれ手をださずにこの一冊を完璧にしようと思います。

中身はかなり見やすいです。
高校受験のために勉強した漢字も結構のっていたので、漢字の勉強をこれからはじめようとしている人にはぴったりだと思います。
 

「編集者のつぶやき」

(株)水王舎 西森景子

 次の一文を読んでください。
 【抽象的な思想を排除させ、両者の主張を止揚する】
 『???』と思った人。いくら抽象と止揚という漢字の読みと書きができても、その漢字の意味を知らなければ意味がないということが分かりますよね。
 出口が高校生のみなさんにつたえたかったのは、 まさにこのことなのです。長年受験生を見ている出口は、受験生の悩みが実は『漢字力』ではなく『語彙力』だということを知っています。
 だから今回、単なる漢字リストではない “語彙力を同時に鍛えられる漢字本”を手がけたのです。
 それが「金の漢字 最強編」「銀の漢字 必須編」です。
 この漢字本をマスターすれば、上記の一文が【はっきりしない思想を排除させて、両者の主張を新しい視点を持って発展させる】という風に見えてくるはずです!
 「金の漢字」「銀の漢字」という本は、水王舎のスタッフが 全員で作り上げたものです。見やすいレイアウトにこだわったのも、他の学習参考書にないような表紙にしたのも、何より最新の過去問にこだわったのも、すべて大学入試に向かって頑張る高校生のためです。この本が少しでもお役に立てることを願ってやみません。