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大人のためのなかなか書けない・読めない中学生漢字
大人のためのなかなか書けない・読めない中学生漢字  

 本書は、高校入試で出された漢字問題を分類し、難易度を勘案してまとめたもので、1回10点満点、計100回で1000点満点。各回ごとに「目標点」が明示されています。目標点をクリアすれば85%以上の得点となります。巻末の得点記入欄で総合成績が確認できます。  私たちは、文書や新聞を読むときにほとんど「読み」につまずくことはありません。これらの表記は誰が読んでもわかるように工夫されているからです。ところが、いざ文を書く段になって漢字や言葉が思い浮かばない、あるいは間違って書いてしまうことがあります。これは「知らない」のではなく「忘れてしまった」から。中学校でしっかり習ったものの、吟味された文を読まなくなった、自分で字を書かなくなった、そうした理由で実際に反復・復習していないのです。日常的にパソコンを使うようになって変換任せになったことも背景にあります。  しかし、中学生は授業で習い、さらに高校受験をめざして勉強します。となると、書き取りや読みで中学生に勝てなくなるのは明らかです。高校入試では、知識の多寡ではなく、重要でかつ知っていなくてはならないことを消化しているかを問うのです。  本書に出てくる漢字や言葉は、一部を除いて、日常生活や人との関わり、論理的に表現する(簡潔明快に自分の意思を伝える)ために必須のものばかりです。あなたは次の太字の漢字が読めますか。4問正解で高校入試受験資格アリです(正解は本書で)。
 ①高級品として珍重する。
 ②稚拙な字を書く。
 ③緩急をつけた投球。
 ④小躍りして喜ぶ。
 ⑤人口が漸次増加する。


こんな方にオススメです

  • ・素敵な文章を書きたい。
  • ・たまには自筆の手紙を書きたい。
  • ・本を読まなくなったと実感している。
  • ・自分のことをもっとわかってほしい。
  • ・自分の漢字力に不安がある。
  • ・何としても中学生には負けたくない。

【本書の内容】


  • 第1章 書けないと恥をかく常識漢字
  • 第2章 読めないと恥をかく常識漢字
  • 第3章 書けないと恥をかく一字漢字
  • 第4章 読めないと恥をかく一字漢字
  • 第5章 意外に書けない一字漢字
  • 第6章 意外に読めない一字漢字
  • 第7章 これが書けたら万全! 難漢字
  • 第8章 これが読めたら万全! 難漢字
  • 第9章 表現力がアップする四字熟語
  • 第10章 同音異義語・対義語など、語彙の攻略
  • 第11章 頭がよくなる漢字
  • 第12章 難関高校で出る漢字に挑戦!

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「編集者のつぶやき」

編集担当/瀬木憲一

昔の電報のようにカタカナばかりの文は、とても読みにくい。マンガによく出てくる外国人のヘンな日本語は、なぜかカタカナで書かれている。「ニホンゴワッカリマセーン」。擬声語や擬態語の表記はカタカナが多い。初歩的な英会話の本の単語には、カタカナで発音のしかたが添えられている。「ワッチャネーム」「ワァッタイム」など。漢文の送りがなもカタカナ。カタカナにはそれなりの任務があるんだ。
ひらがなばかりの文も読みにくい。小学校の廊下にありそうな「はしってはいけません」「てをあらってうがいをしましょう」「てをあげておうだんほどうをわたりましょう」などの貼り紙は絶対読みにくい。一方、街の看板に「らあめん」「れすとらん」「めにゅー」などの文字も見られ、最近はひらがな表記のアピール力も強くなったのだなと感じます。
では漢字はどうか。やっぱり漢字ばかりでは読みにくい。しかし漢字には、難しい漢字に出会っても、偏やつくり、冠などから意味を探ることができる。つくりからは読みを探ることができる。さらに詳しい意味が表現される。たとえば「測る・図る・計る・量る・諮る」は「はかるもの」次第で使い分けられるし、「良い・好い・善い・佳い」で意味が変わる。「思う・想う・憶う」「悲しい・哀しい」など、それぞれ印象が違う。かつての文豪の作品には、当て字が多く使われていた――「目出度い」とか「矢張り」とか――。漢字にはパズルっぽいところがある。
おもしろいのは、中学校入試と同じ漢字が高校でも出題されること。「(米を)研ぐ」、「馬耳東風」「一期一会」などの四字熟語。出題者の思いは、中学校でも高校でも変わらないものがあります。
本書でも、私のわからなかった漢字はやっぱりありました。「畝」「覚る」「上巳」などなど…。どう読むかは本書でどうぞ。